少し前までは、彼の写真を見ても、「何かディズニーのゲームか何かで出ている奴??」ぐらいの低い認知度でした・・・。
実は彼、我らがミッキー・マウスの原点であり、いわばディズニー界ではミッキーの先輩にあたるキャラクターなのです!!
1927年、ウォルト・ディズニーの発案で登場したオズワルドは26本の映画に登場し、一躍スターとなりました。
しかし、突如訪れる悲劇によってオズワルドは行き場を失っていく事になります。
当時の配給元であった、ユニバーサル・ピクチャーズとウォルト・ディズニー・カンパニーはこのオズワルドの所有権をめぐって対立します。この時、権利を持っていたのは両者の中間で下請けをしていたチャールズ・ミンツ社だったそうです。
そして、同時期このチャールズ・ミンツ社の陰謀により、ウォルト・ディズニー・カンパニーのスタッフの多くが、ユニバーサル・ピクチャーズに引き抜かれてしまいます。
人気キャラクターと多くの仲間を失ったウォルト・ディズニー・カンパニーは倒産の危機に面します。
これら、一連の出来事でウォルト・ディズニー・カンパニーは著作権に厳しくなったと言われています。
失意のウォルト・ディズニーでしたが、その後ミッキー・マウスの登場により、以前よりも飛躍する事ができました。
しかし、ユニバーサルもウッディー・ウッドペッカーというスターが登場し、オズワルドの居場所は完全に亡くなってしまいます。
何とか、デザイン改革して持ち直そうとした事もあったそうです。その時の衝撃の写真がこちら↓
こいつは、ヒデー(;´Д`)完全に別モンだし、可愛くも魅力もない...
案の定、人気が戻る事はありませんでした。
その後の1966年、ウォルト・ディズニーは死去。結局、彼の生前にオズワルドがディズニー復帰を果たす事はありませんでした。
2001年、USJのショップにひっそりと置かれた、オズワルドのグッズがあった...
そして、2006年、78年ぶりにオズワルドがディズニーに復帰。
彼の長年の屈辱と理不尽な扱いに対する辛抱が実り、ここにオズワルド・ザ・ラッキーラビットが参上したのです!!
復帰したオズワルドが次第に仕事が増えていきます。
ウォルト・ディズニー生誕110周年の2012年、アンバサダーホテルで用意されていた限定ポスト・カードのデザインは、ミッキーではなくあのオズワルド!!(このポスト・カード欲しいわ...)
また、東京ディズニーランドで開催された「ディズニー・イースターワンダーランド」のフロートでもさりげなく登場したおります。
そして、Wii用ゲームソフト「ディズニー エピック・ミッキー ~ミッキー・マウスと魔法の筆~」の中でミッキーマウスの共演というより競演を果たします。
当ゲームの中にはオズワルドの長年の苦しみ、ウォルト・ディズニーの元へ帰りたい思い、後から出てきてスターとなったミッキーに対する嫉妬などのメッセージが込められています。しかし、最後は和解するというハッピーエンドで終わります。
このゲームをきっかけに一部のディズニーファンから認知されるようになります。そして、2014年、ディズニーシーのケープコットでこのオズワルドが登場しています。
そして、先ほど述べた「ディズニー エピック・ミッキー ~ミッキー・マウスと魔法の筆~」の続編で2013年発売の「ディズニー エピックミッキー2 二つの力」の中ではミッキーと協力し、息の合った姿を見せております。もう友情ができてますね(笑)
このブログを見て、オズワルドが好きになった人はこちらをチェック↓
オズワルドの商品情報
今度、パークに行ったらこのぬいバ買って、うちに迎え入れたい...
いつか、ディズニー長編でオズワルドが登場し、重要な役どころを演じるという日もそう遠くないかもしれませんね。これからのオズワルドの活躍に期待しましょう!!
#黒ずきん♪












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